まだreviewまで手が回らないのだけど、取りあえず忘れないうちに、読んだ本を…。
『地底大戦 上・下』 ダグラス・プレストン&リンカーン・チャイルド この邦訳タイトルはあまりにも酷い。センスがないにもほどがある。 まるで安っぽい怪獣映画みたいだけど、『レリック』の続編にあたる。 ペンターガスト様のイメージが、ガラガラと崩れてしまうじゃないか!(泣) 『アベラシオン 上・下』 篠田真由美 イタリア美術についての薀蓄が圧巻。 よくも悪くも篠田真由美って感じかな。←なんのこっちゃ。 『ベルカ、吠えないのか?』 古川 日出男 終戦間近の第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争を、 軍用犬とされた犬たちの目が、人間が繰り広げる戦争を見つめる。 とにかく泣ける。 犬が語る言葉は、シンプルでストレート。それだけに切ない。 私なんて、帯だけで泣けてしまった。 『うそうそ』 畠中恵 「しゃばけ」シリーズ第5弾。 初めての長旅に出る若だんなとその一行。 誘拐、天狗の襲撃、謎の少女の出現と、怒涛の事件が若だんなを襲うのだが、 全体的にやや物足りないのが残念。 それにしても……よくぞ生き抜いたね、若だんな。 『東京百鬼-陰陽師石田千尋の事件簿』 浦山明俊 舞台を現代とする陰陽師もの連作短編集。 これがデビュー作なのだそうだ。関西弁の陰陽師が新鮮(笑)。 もっと読んでいると思うのだけど…忘れた。
by sumika_meimu
| 2006-06-06 23:50
| 快楽読書小倶楽部
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