負け犬のブルース

ポーラ・ゴズリング/ハヤカワ・ミステリ文庫

昔の恋人が何者かに殺され、彼女を熱愛していた現在の恋人である骨董商は、
ジョニーこそ殺人犯だと信じ、復讐してやると脅してくる。
暴漢に襲われ、ピアニストの命である左手を砕かれたり、
殺人容疑をかけられたり、疲れた大人もイジケてはいられない…っていうサスペンス(笑)。
 
この作品の魅力は、主人公であるジョニーにある。
少しばかり今の自分に倦んでいて、少々世間知らずで、優しくもあり頑固でもあり、
好きになった女性には悪戯をしかけるような子供っぽさがある。

少年の心を持ちつづける男って、女性の多くが好きなタイプ。
この女性作家らしい視点が生きたジョニーというキャラは、
ゴズリング女史の趣味なのかしらん。

全体的にはサスペンス色の濃い作品なのだが、緊迫感と共に洒落た会話が
コミカルな味わいを醸していて面白い。
ラストでは意外な真相を用意されている。


*ここの本の感想は一口メモ程度。
詳しい書評は【ポーラ・ゴズリングの部屋】へどうぞ。
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# by sumika_meimu | 2006-05-06 16:06 | 快楽読書小倶楽部

ゼロの罠

ポーラ・ゴズリング/ハヤカワ・ミステリ文庫

拉致、脅迫、閉ざされた空間…と舞台装置を整え、サバイバルとミステリとスパイ物に
ハーレクイン的要素までぶち込んだサスペンス(たぶん)。

北極圏の一軒屋に誘拐した人質を彼らだけで閉じ込めておく、という発想に感心。
零下20度以下という自然の檻に閉じ込められ、犯人と人質との交渉もほとんどない。
そんな彼らの動きと、彼らを発見しようとしている外部の動き。
そして徐々に明らかになっていく謎。
しかしストーリーは遅々と進まない。
もどかしくなっていたら、いきなりの急展開にびっくり。


*ここの本の感想は一口メモ程度。
詳しい書評は【ポーラ・ゴズリングの部屋】へどうぞ。
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# by sumika_meimu | 2006-05-05 00:39 | 快楽読書小倶楽部

「逃げるアヒル」-ポーラ・ゴズリング

久し振りに読み返していたら、ついハマってしまって、手持ち本をすべて再読。
ついつい読みふけってしまって更新が滞ってしまいました。
……体調が悪いと、その分本が読めます(笑)。

さて、そのポーラ・ゴズリング女史といえば、
ハードボイルドから英国風ミステリまで幅広い作風を持ち、
サスペンスの女王といわれている方。
全体を通して思ったことは、ストーリーの構図はシンプル。
でもそれを、わくわく読ませてしまうのは、作家の力量ってもの。

手に汗にぎる戦慄のシーンあり、躍動感あふれるアクションシーンあり、
疲れた大人の葛藤あり。そして必ずロマンスがある。
男女の心の綾が女性らしい細やかさで織り込まれているのが特徴かな。

ってことで、今回はデビュー作の「逃げるアヒル」 をご紹介。

「逃げるアヒル」ハヤカワ・ミステリ文庫

英国推理作家協会賞新人賞を受賞。

命を狙われる女と、彼女を護衛する任務に就いた刑事、執拗に彼らを狙う暗殺者。
シンプルな展開だが、スパイスを効かせて、ピリリとしたサスペンスに仕上がっている。

戦争の記憶と心の傷、殺し屋の行動を推理する心理戦など、
女流作家らしくきめ細かい構成と、迫力ある筆致が鮮烈。
デビュー作でこのレベルって、すごい…!

ちなみにスタローン主演の映画「コブラ」の原作となっているけど、似ても似つかぬ作品。
いっそ映画は別物と思えば腹も立たない(笑)。


*ここの本の感想は一口メモ程度。
詳しい書評は【ポーラ・ゴズリングの部屋】へどうぞY
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# by sumika_meimu | 2006-05-05 00:20 | 快楽読書小倶楽部

イチゴジャムの日

毎年恒例のイチゴジャムを作りました。

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↑こんなビンを、あと2本くらい作る予定。

砂糖が控え目なので、市販のジャムよりかなりさっぱりして甘酸っぱいの。
ヨーグルトやアイスクリームにかけるのが定番だけど、
レアチーズケーキに添えたり、
白玉団子にとろーりかけても美味でございまする~。


【イチゴジャムの作り方】

簡単すぎて気が抜ける?(笑)



ポーラ・ゴズリングを中心に、本は怒涛の如く読んでいるのだけど、
体調と仕事との闘いで、レビューまでいきつけないでいます。
もう少し待ってね。
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# by sumika_meimu | 2006-04-22 01:08 | ごはん&おやつ

「打倒、神様」、撤回!

先月は炊飯器が壊れた。
ガスFF暖房機も調子が悪くなったが、これは修理で何とか切り抜けられて、
ホッ……としたのも束の間だった。
10日ほど前のこと、コンビネーションレンジ(オーブンと電子レンジ一体型ってヤツ)が、
プッツンと壊れた。
見事に、なーんも反応しない。

オーブンがないと、ケーキが焼けないとか、グラタンができないとか、
ハンバーグをフライパンで焼かなきゃならないとか不便だけど、
まあ、まだ我慢もできるし、代用できるものもある。
でもね、電子レンジがないと意外と不便。
ご飯が温められないのは序の口(でも一番不便だった)。
食事の下ごしらえには、自分でも気づかなかったほど電子レンジを多様していたわけで。

実は、去年こいつは、電子レンジ部分の電子回路基板を交換するという大手術を、
大枚はたいて受けている。
しかし今回は、メーカーでも1週間くらいかけて探してくれたけど、部品が揃わず、
どーにもならないらしい。

そんなに酷使したかなあ…してそうだなあ…してたらしいなあ。

で、ついに決断の時がきた。

買い換え…だあ。

使い慣れたものを替えるのはキライだけど、背に腹はかえられない。
もう、「どうしようもなく不便なの」って東京ガスのお兄さんに泣きついちゃったわよ。


それにしても、今年は年明けからいろいろ出費がかさんでいる。
なんだか物入りの年かもしれない……あ…?


あーっ!!!


もしや、これは、 「打倒、神様!」の報復……??


ごめんね、神様。
私が悪かっただよー。
ちょっとだけ、深く反省しています。
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# by sumika_meimu | 2006-03-29 01:45 | この愚かな日々