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ネット落ち(するかもしれない)お知らせ

BBSにも書いたのですが、
しばらくネット落ちするかもしれません。
このところ義母の具合が捗々しくなくて半分ネット落ち状態でしたが、
週末からICUに入ってしまいました。ここ1週間ほどが山だと思います。

時間があったらブログやBBSに顔を出しますが、
更新、メールの返信などは遅れるかもしれません。どうぞご了承くださいませ。
# by sumika_meimu | 2006-05-29 22:15 | この愚かな日々

レリック

ダグラス・プレストン&リンカーン・チャイルド/扶桑社ミステリー文庫

ペンターガスト様会いたさに、『殺人者の陳列棚』に引き続き再読。

ペンターガストシリーズというか、ニューヨーク自然史博物館シリーズ第1作目で、
レリック(RELIC)は「遺宝」という意味。

次々と発見される、脳を食い荒らされた死体。
DNA分析から浮かび上がる、殺人者の意外な正体。
ニューヨーク自然史博物館を舞台とする、
SF、ホラー、パニック、アクションの要素を、綿密な設定で練りこんだ…欲張りな小説(笑)。

なんといっても、やや類型的とはいえ、文句なくかっこいいキャラクターが、
ペンダーガストFBI特別捜査官♪

彼については『殺人者の陳列棚』にも書いているので、ここではさらりと。

「あんたはその場に応じて、お上品な態度をかなぐり捨てられるんだな」
「ちっともFBIの人間らしく見えないわ」 
「やつは悪魔のように抜け目がない」

以上は作中のペンダーガスト像といったところ。

怪物とタメを張る存在感といい、
頭が切れてスマートでユーモアがあって射撃の達人とくれば、ほぼ完璧なヒーロー像。

というわけで、キャラクター読みしているような気がしないでもないが、
もちろんストーリーも迫力満点。


本家【快楽読書倶楽部】の方の書評は、また今度。
ひー、眠ひ…。
# by sumika_meimu | 2006-05-27 01:30 | 快楽読書小倶楽部

セーフ♪

マンモグラフィー、エコー、細胞診検査、CTと、怒涛の検査の結果は、良性でした。
ただ、悪性に変化する可能性もあるそうで、次回は半年後に検査だって。

うーむ……半年後?

覚えているかしら、私(苦笑い)。


メールを下さった皆さん、ありがとうございました。
取りあえず、ご報告まで。
# by sumika_meimu | 2006-05-26 23:46 | この愚かな日々

免疫済みですから?!

かねてから調子が悪かったので、いつもの病院に行ったところ、
「専門医に検査してもらった方がいいですよ」
(ちなみにいつもお世話になっているのは内科・アレルギー科で、
主治医の専門は気管支らしい)

というわけで、他の病院に紹介状を書いてもらうハメになってしまった。

紹介してくれた病院はウチからは一駅と近いのだけど、
なんでもその道ではすごーく腕のいい先生で、
日本全国から患者さんが来ているのだそうだ。

先生自ら紹介先の病院に電話してくれて、
3週間先まで空いていないところを今週木曜日(25日)に予約をねじ込んでくれた。
ま、それは感謝していますとも。

でもさ、なにも私の目の前で、

「乳がんの疑いです」

って…電話にさらりと告げなくても…。

――そ、そなの?


電話を切ってから、先生はおもむろにおっしゃった。
「疑いってだけですから」
「乳腺外科の専門医として県下で3本の指に入る先生で、
手術の症例も多いし、手術の傷もきれいですから」

私がショックを受けていると思ってか、
「あ、手術すると決まったわけじゃないですけど」
などと一生懸命説明してくれたけど――。

先生、私は大丈夫。
ってゆーか、このショックは免疫があるし。

何年か前に場所は違うけど、ちょうど同じような症状が出たことがあって、
そのときは良性だったせいか、妙に楽観している私なのだった。

あー……単に脳天気なだけか?



ところで、このところ、ブログがみょーに重いんですけど?
エキサイトさんでネームカードという機能がついたせいかしらん。
私はネームカードに登録していないのだけど、それでも重い。
登録していなくても、重さに関係ないのかなー?
# by sumika_meimu | 2006-05-22 23:06 | この愚かな日々

殺人者の陳列棚(上・下)

ダグラス・プレストン&リンカーン・チャイルド/二見文庫

ふと、特別捜査官ペンターガストに会いたくなって、再読。
うん――いつ読んでも、妖しげな魅力を醸しているなあ。
キャラが立ち過ぎていようと、その妖しげでストイックな雰囲気が、もうっ、私のツボ♪

白っぽい金髪に虹彩の薄い瞳で、妖しい魅力倍増の白皙の美貌。
黒のスーツが標準装備の、ノーブルな気品漂う紳士であり、
運転手付きのロールスロイスで移動する。
周囲の者を否応なく巻き込む、さり気ない強引さ。
古今東西のあらゆる知識に通じ、異様な推理法で怪しさ大爆発!(笑)
例えるならば、20世紀からいきなり古色蒼然たる19世紀にタイムスリップさせられた
かのような違和感。
こんな人物がFBI捜査官というのがこの作品の一番の謎かも。
そんなペンターガストに引きずられ、作品全体もそこはかとなく気品漂う。

百年前と現代がクロスオーバーする、
ニューヨークの古さと新しさの匂いが鼻孔に漂ってくるような、
いい意味でいかがわしく猥雑な世界を堪能できる。

ペンターガストは、『レリック』『地底大戦』にも出演しているので、
そちらも再読する予定。
でもチョイ役なんだよなー。
ぜひ、「特別捜査官ペンターガストシリーズ」としてシリーズ化してほしいなあ。

ペンターガスト様、LOVE……(ぽっ)。


*ここの本の感想は一口メモ程度。
詳しい書評は【快楽読書倶楽部】へどうぞ。
# by sumika_meimu | 2006-05-19 17:36 | 快楽読書小倶楽部