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弥次喜多道中 最終章

[4日目]つづき。。。
めでたく近鉄奈良駅に遭遇。
案内版を見ると次は「国際会館行き」――って、京都に行くの?
目的地は四条なんだけど…。
駅員さんに尋ねたところ、奈良人独特の言い回しで、なんだか要領を得ない。
行くなら行く、通らないなら通らない、乗換えが必要ならどこどこで何線(どこ行き)に乗り換えるとか、
なぜ簡潔に案内できない?
すったもんだのあげく、「国際会館行き」なら四条を通ることが分かり、一件落着。

近鉄の車両って、こんな華やかな蒔絵風のがあるんだね…。
     
     ↓色がきれいに出ないけど、金箔を意識した綺麗な金色。
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四条で地下鉄烏丸線に乗り換え、四条烏丸へ。
あえて時代祭りを避けたつもりだったけど、奈良から出てくると京都はべらぼうに人が多い。
車も多いし、私を誘惑する店も多い。
なんだか目があっちこっち飛び散るんですけど?

いかんっ、こんなことをしている余裕はない。
私には天命があるのだ!

いづうの鯖姿寿司、LOVEY

学生時代、家族へのお土産にして以来、京都に来ると必ず買って帰る(ことになってしまった)寿司である。
でも今回は数年振りなのでたどり着けるか、ちょっと不安←碁盤の目の京都でも迷子になれる私…。

きゃーん、素敵な手ぬぐい屋さんだあ…時間があったら帰りに寄ろっ。
あ、呉服屋さんで売り出しをしてるー…時間があったら目の保養をしていこう。

あまたの誘惑を振り切り、あったー♪
……のだけど、目が点になった。

細い道路をはさんで、片や「いづう」がある情緒あふれる京町屋。
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その向かいには小さいビルが並んでいる。
しかも、なんとファッションヘルス。
その業界風の兄さんがなんとも異質。
ショック………京都の変化を目の当たりにした瞬間であった。

う………うわああああああぁぁっぁあっぁん!!

なんて、泣いているヒマはない。
とにもかくにも「いづう」が健在であることを感謝しよう。

京都にいたのは2時間足らず。
ただ「いづう」の鯖姿寿司を買うために。
そこまでして食い倒れたいのも、やっぱり弥次喜多クオリティ?

ちょこっとあまった時間は、永楽屋という手ぬぐい屋さんへ。
明治から昭和初期の図案を復刻した町屋手拭の、
モダンで奔放なデザインには目を見張るばかり。
二階の手拭ギャラリーも見たかったけど、買物に費やす。

そんなこんなで、京都まで戻って新幹線に乗り、帰路についたのでした。

へろへろ。
楽しかったけど、へろへろ(笑)。


心残りは、手ぬぐいに誘惑され、
松葉のにしんそばを食べ損ねたこと……最後まで食いモンかい(笑)。
by sumika_meimu | 2005-11-05 00:39 | おでかけ
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