「おまけのこ」「涙堂」にて「やっとかめ」←なんのこっちゃ(笑)

ここの本の感想は一口メモ程度。詳しい感想はreviewへどうぞ。

「おまけのこ」畑中恵
『しゃばけ』シリーズ第四弾。「こわい」「畳紙」「動く影」「ありんすこく」「おまけのこ」を収録した
連作短編集。
若だんなの「せっせと死にかける」とか、「気合の入った病人ぶり」などの表現が落語のようで、
からりとした笑いを誘う。

「涙堂ー琴女癸酉日記」宇江佐真理
夫の非業の死の真相追求を縦軸に、人それぞれの思いや出来事を、下町の日常の風景、
季節の移ろいに織り込んで描きだす情の機微を描いた時代小説の連作集。
勝ち気な琴と彼女をめぐる人々が生き生きと描かれ、小気味いい。

「やっとかめ探偵団と鬼の栖」清水義範
名古屋を舞台にしたパワフル婆ちゃん探偵団の活躍を描く人情が温かいミステリ。
少々耳が遠かろうと、神経痛が痛もうと、亀の甲より年の功。
人生経験に裏打ちされた人間観察には脱帽するしかない。
「やっとかめ」はお久しぶりっていう意味で、漢字では「八十日め」と書くのだそうだ。
「やっとかめだなも、元気にしとりゃあたかね?」=お久しぶりです。お元気でしたか? って感じで使う。
ほっこりしていい感じの名古屋弁だと思うけど、現在ではほとんど使われていないらしい。
[PR]
by sumika_meimu | 2005-09-17 14:25 | 快楽読書小倶楽部
<< 「天地に愧じず」「紅薔薇」な「... 特に書くこともないけど >>