台風12号―その名はグチョル

大型台風が時速20kmでじりじりと接近中である。
ヤツにはグチョルという名前がついているらしい。
そういえば台風の名前って何かつけ方に法則性とかあるんだっけ。
ふと思い出し、調べてみた。

台風といえば気象庁。
さっそくHPに行ってみた。

【台風の番号と名前】
http://www.kishou.go.jp/know/typhoon/1-5.html

それによると、

台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、
北西太平洋領域で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である
台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、
北西太平洋領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前
(加盟国の言葉で動植物や自然現象に関係する名前)をつけることになりました。

のだそうだ。
つまり、「アジアで発生する台風なんだからアジアが名前をつけるんだいっ」ていうノリらしい。

で、名前の由来だが、
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、
以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、
その後再び「ダムレイ」に戻ります。
台風の年間発生数の平年値は26.7個ですので、おおむね5年間で台風の名前が
一巡することになります。


まあ、そこまではいいんだけど、
その140個の名前を見ていると、なんともワケの分からない…というか、
どーいう理由でそれをつけたんだか、
小一時間ほども問い詰めたい気分になってくる。

基本的には自然物を対象にしているらしいのだが、
中国の伝説の「龍の王」はまだいい。←気象を司ると聞いたことあるし…すこぶる強そうだけど。
しかし、伝説の酋長シリーズあり(byミクロネシア)、
伝説つながりでいくと、伝説の少女とやらの名前がついていたり(byカンボジア)、

かと思えば、
カイタク 啓徳(旧空港名)by香港…なぜ旧空港名? なにか思い入れがあるんだろうか。

人知れず咲く美しい花(トラジー)あり、陽気なつぐみ(ヴァーメイ)あり、
有名な遺跡の名前(ナンマドル)とやらがついていると思うと、
雷の天使(メーカラー)とやらはどんな姿なのか気になるし、
むち打ってみたり(ハグピート)、鋭い刃先(タリム)なんて物騒な名前もある。

しかし台風に、こんにちは(ラナニム)なんて挨拶されても悩むが、
徘徊(オーマイス)されても困るじゃないか。


なーんてつっこみをいれていたら、最期に地雷が仕掛けられていた。
サオラー…最近見つかった動物の名前(byベトナム)。

なんですか、それ???

最近見つかった動物

なんとも、妙に、怪しいと感じるのは私だけ?


というか、なんとも統一感のないごたまぜ具合がアジアを体現しているとも考えられなくもないでもないが…。
名付け親たる人たちのノリが理解不能なんですが。




ともあれ、その妙に怪しげな「最近見つかった動物」とやらを調べてみた。
こーゆーとき、ネットは便利ね。

http://www.wwf.or.jp/wildlife/redlistanimals/mammal/mamm018.htm

↑生後4~5ヶ月のメスのサオラなので、まだ角は短いけど、
大人になるとすーっとまっすぐに伸びた角になるらしい。
それもかなり後ろに向かって伸びていて、ちょっと上を向くと角が背中にさわるほどだとか。

『もののけ姫』の「やっくる」にちょっと似ている感じ。
鹿じゃなくて牛の仲間なんだそうだ。
「シカの風情のあるウシ科の新種」

1972年だって。20世紀に発見された最大の哺乳動物…そりゃそうだろう。
でも、見つかった途端、絶滅危惧種なんだね。


こんな目立つヤツが今までどこに隠れていたんだろう…地球って広い。


ちなみに、今回のグチョルはうこん(byミクロネシア)だって。
とりあえずは、グチョルくんが速やかに通り抜けてくれることを祈ろう。
人間て、無力だ。
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by sumika_meimu | 2005-08-26 00:41 | この愚かな日々
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