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「ダレン・シャン(シリーズ)」ダレン シャン 人間の心を捨てられないゆえのダレンの苦悩や悲しさ寂しさが、 グロテスクな描写を交えて描かれる一方、 「いや、もどれない。過去は、過去。いまはもう、後ろをふり返らないに限る」 と、運命を前向きに受け入れていく姿勢は感動的。 「かげろう絵図」松本清張 清張作品は結構読んでいるのだけど、そういえば清張さんの時代物は読んだことないなあ、 ということで読んでみた。 権力に対する清張氏の冷徹な視線は迫力すら感じられる。 「イケズの構造」入江敦彦をUP。 その世界にどっぷりはまれば、この丁々発止は面白いのかもしれないが、 読めば読むほど分からなくなる京都人の深さに、背筋がゾクゾク…怖くなる。 圧巻は紫式部やシェークスピア作品のイケズ語訳(笑)。 面白くも恐ろしい作品。
by sumika_meimu
| 2005-07-31 22:31
| 快楽読書小倶楽部
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